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ウルイ、コゴミ、ウコギ
春になると山菜の季節です。
我が家の庭で取れたものが食べられるのはうれしいですが、早春の今の季節は、この3種です。
ウルイはギボウシの新芽。
10-30cmくらいの葉が開き始める頃までのものが山菜として食されます。東北に行った娘を訪ねて、向こうの八百屋でよく見かけ食べられると知りました。アクがない物足りないくらいサッパリした野菜です。
(去年まではアクはなかったのですが、今年一番に食べたものは少しアクがありました。不思議。いつもの野生に近い品種ですが、周りの草木の影響があるのかな)
我が家ではイングリッシュ・ガーデンの彩りに10種くらい植わっています。園芸ではホスタと呼ぶことが多いです。
去年知ったのは、葉が開いて長く伸びたものでも葉の柄の部分は食べられること。1mくらいになるオオバギボウシが2種あるので、今年は食べる予定です。
写真の下左から ウルイ、コゴミ、ウコギ。
コゴミは芽生えたばかりで、まだ少ししか採れません。
右上には同日庭で採集したフェンネル、チャイブと、家の中で冬越しさせた金時草です。
コゴミは草蘇鉄ともいわれるシダ類。
近所の藤田先生にいただいたものが大きくなり、たくさんに増えて食べられるようになりました。ホスタ同様、イングリッシュ・ガーデンを緑で締める役割もします。増えすぎたので去年は半分を近所の植木屋さんにさしあげました。食べられる草木で庭造りをしていると言うので他にも何種類か、わが庭の整理のために抜いて、使っていただきました。
比叡平に鹿が増える前には藤田さんは下の水源あたりで沢山栽培しておられましたが、鹿に食われて消えてしまいました。
ウコギも藤田さんにいただいたものですが、
山形の辺りでは棘があるので生け垣にし新芽の時には野菜になる。茹でていただくのも良し、ご飯に混ぜておにぎりにするとおいしいです。
いまが取り時。丸裸にしてしまいましたが、大丈夫。去年テレビ番組で栽培農家の採取法を見ると、地際から切り取ってしまうと何度か収穫できます。