雨後の筍 3(5月14日、日)

 

前回のタケノコは、あちこちに配ったので我が家用がほとんどないと言うので、朝早くに起きてタケノコ採りに行きました。

道路沿いの竹林で掘るので、車を置くのに朝早くなら通行する車が少なく邪魔にならないだろうとの計らいです。

今回は前回ほどたくさんは出ていません。伸びすぎているものあり、猪や鹿にも食べられている、人が掘った後も多い。頭を出したばかりというのは少なくて、ちょっと伸びたものも採らないといけません。これだけ採っても長く伸びた筍が多くて、竹は増えすぎるので、採らないタケノコは先をバッサリ切って伸びないようにするのがマナーです。スコップをナタのようにして伐っていきました。

自家用にだけ取るので少数で良いだろうとしました。13本で20分くらいかな。

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大は42cm長。小は15cm長でした。市販のものは25cmくらいのが多いのではないかしらん。食べられるのは三分の一くらいの長さだけです。テレビでよくやっているようなフカフカの土に生えているのではないので、下はかたいのです。

スコップで掘るのも上手になりました。あまり土を掘り取らないでも、上手に刃先を入れれば地下茎から筍を外すことが出来るようになりました。タケノコ採りにはバチグワを使うといいますが、それは地下茎から出ているところからきれいに取るためです。どうせ下の方は固くて利用しないのだから、少々形が崩れてもよろしい。

皮を剥いて、糠を入れた水が沸騰したら、それで一晩置きます。それから料理するなり、保存用に処理します。筍を掘らせてもらうようになって3−4年にはなるのかな。満足するくらいには食べられるようになりました。

比叡平に住んで、こういう生活ができるとはありがたいことです。