さつま芋を育てる

さつま芋を育てる

里山で大働きをしているYさんを労う意味もあって、4−5月に、やまびこ花壇の横に畑を作りました。鹿や猪が入らないように、吉田さんが鋼管でしっかりしたフェンスを作りました。この場所は小石混じりで、畑にするには条件が悪いとかで、真砂土もトラックで何杯か入れました。

 

サツマイモは、ツルを入手して植えるのが普通です。芋をまるごと植える栽培法を知りましたので、私はそれを試してみます。植える手間がかからず、ツル植えよりも収量がずっと多いとの惹句に惹かれたのだな。

ツルは1つが50〜100円するので、それより高い芋を植えても収量で稼げれば元は取れるとの算段ですが、どうなりますことやら。

 

ちょうど芽の出かけたサツマイモがあったので、それを利用することにしました。それだけでは面白くないので、品種もいくつか買い足して植えてみました。

5月の末に種芋を植えましたが、6月も最後になって、1つ出、2つ出、して今朝でやっと4株が地面に芽を出しました。長いあいだ芽が出てこないので心配でした。

10日ほど前には紫イモも植えたので、まだ芽が出ていないのが6株です。

 

芋を植えたのが30−40cmの深さなので時間がかかっているんでしょうね。参考にした本には「その深さに植える」と書いてあったのですが、まるっきり芽が出ない20日間ほどは心配でした。

後から読み直してみると、「その深さに芋を立てて植える」とありました。ほとんどの芋を横にして植えたので、時間がかかるのだと考えたい。

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畑の四分の一にはスイカとマクワウリ(写真の奥手)。カラスにやられないように上面側面をきっちり網で囲んであります。もう実ができて大きく膨らみ始めています。

四分の三にはサツマイモを植えました。

手前の黒いシートに植えられているのが、サツマイモのツルを植えたもので、3畝あります。3人の他の作業者の分です。その向こうの砂地にちょっとだけ植物の見えるのが私の担当分として頂いた畝です。

本には2m幅の畝で育てると書いてあったのですが、そこまでは要求できないので、ちょっと広めの畝にしていただいて、芋の数を減らすことにしました。8mの長さの畝に80cmごとに9個の芋を植えました。

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私の植えた鳴門金時で、今はツル植えのものと変わらない大きさですが、芋の養分を利用できるので、これからの成長は早いはずです。

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500g近い大きな丸い安納芋も芽が出てきたので、焼き芋にするのは止めて植えてみました。赤紫の葉なんですね。イモには20くらい芽が出ていたので、リング状に芽生えが揃うのかもしれません。緑の芽は青シソの芽です。

サツマイモのコンパニオンプランツに赤シソを一緒に育てると害虫にあいにくいとあったので、種を買って撒いたのですが、まだ芽はちっとも出てきませんね。